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nezi-maki soundsystem blog

nezi-maki soundsystem(ねじまきサウンドシステム)というバンドをやっています。そのニュースや所感。

するのである

最初に告知を
我々、ねじまきサウンドシステムは2月に続き、今年2度目の自主企画をやります。下記の通り。段階的に告知していきますので以下のひとかたまりが、第1弾告知になります。


ねじまきサウンドシステムの
凛として和やかパーティ
りんなご
5/28(土) 大久保ひかりのうま
開場19:00 開演19:20
¥1,800+1d

出演
ねじまきサウンドシステム
&MORE…

松崎ナオさんがご出演。
さらに凄い出演者がお出になります!

ぜひご来場ください!

(以下、長い与太話です。)

さて、このブログはどういうことを書いていったら良いか考えていたのだが、「何を書いても、という気もするな」という石が頭の中にあって、はじめっから躓いてしまった。どんなに言葉を連ねても、人はよく知らない人のブログなんて読むだろうか。そんなわけで、そういったことについてブログを書いてみる。

先日の学歴・経歴詐称の話は色々、考えてしまった。昨今の我が国の情報環境は、ゴシップに満ち満ちている。その大半は自分と関係のない事柄だ。はっきり言って、興味を持つだけで時間の無駄だ。加えて、多くの人が飛びつく話題というものは、なぜだか心根を腐らせるような毒が混じっているので、情報を摂り過ぎると心を荒ませることになる。

さらに、ゴシップは、放っておいても目に入ってくる。そのため、僕も出来るだけ情報の摂取を制限して生きようとしている。生きようとしているのだが、先日の学歴経歴の話だけは「映画みたいじゃないか」と驚いてどんどんネットを徘徊してしまった。笑福亭鶴瓶さんが町医者をやった映画とか、ああいうものを思い出した。

このニュースについて色々な人と話した。多くの人が言っていたことは、僕個人が受け取ってまとめただけなので、ずいぶん偏見が加わっていると思うのだが、おおまかに言うと「あれだけいいコメントを言って、視聴者に求められて来たのだから、素性がなんだっていうんだ。コメンテーターとして優秀だったんじゃないか、仕事を続けさせればいいじゃないか」ということだった。

そういう話を聞いて僕は「でも、世間がコメンテーターに求めるのは『良い事を言う人』でなくて『良い事を言う○○』で、○○の部分が必要なのだよ」と答えた。そんな話をしていたら昔丸山真男という人が言った「である事とする事」を思い出した。

その概要はこんな感じだ。日本の主権者は国民だ。だが、国民「である」ということにふんぞり返っていると、いつしか行政府その他に権力を奪われることになりかねない。だから、主権者として行動「する」こと(投票やデモや活発な議論や・・・)の努力を重ねることで、主権者としての権利を維持することができる。である事と、する事の違いに目を向けよう。

コメンテーターに話を置き換えると、まず、コメンテーターは何をするべきなのか。文言通り考えてみると、コメンテーターはコメントをする。それでお金を得るのだから、それなりのコメントが必要になる。いいコメントをする事。

ところが現代社会は複雑になっている。例えば、ゴミ処理場。ゴミ処理場が古くなって建て替える際には建設業者を選ぶ入札を行うが、建設と設計を発注するやり方、維持・運営も任せるやり方など、色々あり、そもそも建て替えずに炉を作り変える場合もある、隣の自治体と組んでゴミを燃やす場合もある。少子化でゴミは減っている。最適解はその都度異なる。どうか、ブラウザを閉じないでほしい。

こういうコマゴマした事柄があらゆるところ(政治、経済、社会、文化、宗教、思想・・・)にミッチリ詰まっているのが世の中なのだ。クラクラするだろう。そこで、何にでも正しいコメントをし続ける人なんているのだろうか。

そこで、ニュース番組に必要とされるのは、あるニュースの概要をみた後に「でもそれって怖いですよね」という風な、一般市民と同じ感覚と、それに独自な知見を加えて、視聴者に穏やかな心地でニュースを飲み込ませるようなコメンテーターなのだと思う。それができさえすればいいのか、というと、大前提に必要となるのは「である事」なのだ。なぜか。有り難みや信頼感の問題だろう。

例えば、我々が進学したり、就職、転職したりするときも、結局、「である」事でスパッと入り口を狭めて、その中である程度信頼感を高めることはあるだろう。それと同じことだ。少なくとも、そういう門があると思わせること。でないと、誰もがよさげな職にトライしてしまい、その分、世の中の運営コストが上がる(うん万という履歴書が届く人事総務課。)だろう。あらかじめ適格者の確率を高めるために、何者かに限るわけだ。そこで嘘をついてはいけない。

ではコメンテーターとしての適格さとは何か。さきほどから繰り返している、個人的な印象になるが、それは、我々と似たような感覚の持ち主で、何か独特な事を、心地良い方法で伝えて視聴者を喜ばせる人だ。では、前もって、何者に限るべきなのだろうか。

みなさんは、ゴールデンウィーク、どう過ごしますか?僕は連休前の最後の日曜日、何だか、疲れちゃいました。でも楽しいことを沢山計画しておこう。人生は短い。その上、つむじ風のような恋に落ちたり、ふとした味噌汁のお出汁で長年の労苦が報われたりもする。こうしている間にもブルックリンではコーヒー豆が挽かれ、ナイジェリアでは葬式が終わり、北京ではフカヒレがふやける。そういうことだ。

【ライブ情報】
ねじまきサウンドシステムの
凛として和やかパーティ
りんなご
5/28(土) 大久保ひかりのうま
開場19:00 開演19:20
¥1,800+1d

出演
ねじまきサウンドシステム
&MORE…

【動画シリーズ、その最新作】
「冷たい夜を過ごすよ」