nezi-maki soundsystem blog

nezi-maki soundsystem(ねじまきサウンドシステム)というバンドをやっています。そのニュースや所感。

シナモンロールと私

最近も引き続き、早起き音楽製作が続いていて、身も心も快調な日々です。聴いたら驚くだろうなぁ。

 
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※今朝書いた荒削りの歌詞。

 

そして5月16日の夜。下北沢ろくでもない夜というライブハウスで弾き語りのライブをします。ぜひ見に来てください。

 


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仕事と仕事の間、という時間が出来てしまって、タリーズコーヒーに座っている。ジャズが流れて、程よく空いている。一時間くらい過ごすのでトールサイズのコーヒーを頼んで、シナモンロールを温めてもらって、食べた瞬間に「そういえばここで、前回もシナモンロールを食べた」と気がついた。今回も美味しい。連休前の開放感もあいまって、良い気分だ。なので短くシナモンロールについてブログを書きたい。

 

そもそもシナモンロールを食べはじめたのはいつ頃だったろうかと振り返ると、高校の頃だ。学校と実家の間に熊本市の繁華街があって、その街の脇を自転車で通って家に帰るのだが、部活もしていない人間は体力はある上に、何だか鬱屈しているものだから、繁華街のCD屋や本屋なんかに吸い寄せられて、日が暮れても帰る気にならない。

 

高校生と言うと背伸びする年頃なので、僕も熊本市の本屋やCD屋で享受できる限り、背伸びした物に触れた。もともと本を読まなかったのだが、村上春樹(よく名前聞くけど、どうせ大衆受け狙いの作家だろ!?)の本を読んだら「本って素晴らしいね」と考えを改め、芋づる式に、本に出てくるアメリカの小説だとか、ジャズやロックのアルバムを買い始めた。春樹ファンは周りにも多かったけれど、ビックスバイダーベックとかウディハーマンとかにまで背伸びをした同級生はいなかったのではあるまいか(いたのかもしれないが)。

 

そんなCD屋と本屋のルート上にパン屋があって、そこにシナモンロールが売っていたわけだ。もう閉店して、今は金券ショップか何かになっていると思う。当時、そのパン屋は開店したばかりで、僕はCDを買い終えて、日も暮れた時間によくそこを訪れてシナモンロールや小さいパンを買った。暗闇の中でパン屋の袋とリュックをカゴに入れて自転車で帰った。実家には夕飯があるのだから、買わなくてもいいのにと今なら思う。

 

夕飯をそこそこに済ませて、コーヒーを作り、そのコーヒーの入ったポットとシナモンロールを持って部屋に行き、音楽をかけて、一人でそれらを飲んだり食べたりするわけだ。

 

そういう時の、背伸びした音楽とか、小説とか雑誌とか、胃の膨れ上がる感じ(胃って疲れるんだ、と解るのもこの頃だろう)とか、コーヒーのせいで寝付きが悪くなる感じとか、そういうものたちがシナモンロールという食べ物にべっとりとまとわりついている。愛おしい食べ物だ。

 

こうしてタリーズではシナモンロールを注文することになってしまうのだ。おしまい。